【登山】GWに雲取山へ〜1日目・雲取山頂編〜
2023年5月3日(水)。天気は快晴。
8時台の奥多摩駅はたくさんの登山者で賑わっています。
ぼくが乗るバスは鴨沢行き。 日原鍾乳洞行きバスに乗る方も多く、いい感じに分散されていました。
鴨沢行のバス停は奥多摩駅から道路を渡った先です。
臨時のバスが出ていたようで、待てば全員バスに乗れるようでした。
鴨沢バス停に着き、登山口へ向かいます。 「おじゃまします」と小さく呟き入山。
1時間に1回のペースで休憩を挟み、全集中の呼吸を整えながら標高を上げていきます。
鴨沢バス停を出発してから約2時間半。七ツ石小屋に到着しました。 ここでランチをとります。
トイレと水場、売店まであって有り難い。
富士山を眺めながらお湯を沸かし、フリーズドライの五目ご飯を頬張る。柿ピーもポリポリ。
普段はあまり食べませんが、山で食べる柿ピーは一際美味しいのです。
エネルギーが回復したので再び歩を進めます。 この時期に咲いている美しい山桜が登山者を応援してくれています。
七ツ石山頂にたどり着くとそこからは雲取山頂が見えました。あともう少し。
目に見えたのはいいものの、そこからさらに登りが続きます。
口呼吸にならないよう鼻呼吸で、吸うことよりも吐くことに意識を集中させます。
息があがったら無理せず休憩を挟む。
無理して登り続けるより、細かな休憩を挟んで息を整えながら登ったほうが、より楽に、より長く登り続けることができます。
のぼりが続きますが歩きやすい道です。
ん?山頂の標識が控えめなデザイン。。。
実はこちらは山梨県側の頂上。
避難小屋を抜けると今度は東京都側の頂上へ。
雲取山はオトナの事情で頂上が2つあるようです。
とにかく登頂しました。やった。
しばし頂上を楽しんだあと宿泊地である雲取山荘へ向かいます。
ここまで来ると足取りが軽くなります。
山頂から20分ほどで歩くと山荘の屋根が見えてきました。
嬉しさと安心感で心がいっぱいに。
雲取山荘では子どもの日が近いので屋根より低い鯉のぼりが飾られていました。
部屋は男性用7人相部屋。感染症対策で透明な仕切りが作られていました。 部屋にはこたつが。いったん入るとなかなか抜け出せません。
のんびり荷物を整理し、ストレッチの後、山荘から頂いたお湯でコーヒーを淹れ一服。至福の時。
17時に夕食です。
山荘でいただくご飯が疲れた身体に染み渡ります。
標高の高い山中でご飯を提供してくださるスタッフの方に感謝。ご馳走様でした。
夕食時に雲取山頂で出会った男性と歓談しました。
なんと毎週のように登山されているそう。
直近は蝶ヶ岳に、翌週は四国の山に登られるとのこと。なんてアクティブなんだ。
そんなアクティブハイカーに三ノ木戸山、鷹ノ巣山を経由する奥多摩駅〜雲取山のルートを教えていただきました。
雲取山荘からバスに乗らずに奥多摩駅まで辿り着くことができるため、帰りのルートにぴったり。
今回は登山届を出してしまっているので、次回のルートにしよう。
夕食後はご来光に備え、ストレッチをすませた後、持参したインナーシーツに身をくるみ布団に潜り込みます。 早寝も登山の醍醐味の一つなのです。