【0日目】北アルプス縦走紀行(蝶ヶ岳〜燕岳)〜外側と内側の自然に目を向ける山旅〜
日本国内の山の中でも独特な世界観を持つ北アルプス。
ぼくの人生初の北アルプスは「燕岳」。
別名「アルプスの女王」である燕岳に登って以来、すっかりその景色の虜になってしまいました。
2023年8月。
今回1年ぶりに北アルプスの山に登るべく山行計画を立てました。
できるだけ長く山に滞在したいので、山頂に立った後に下山せず次の山を目指す「縦走」旅をすることに。
日程は前泊を含めて3泊4日。そして全てテント泊。
ぼくはテント泊登山が大好きです。
衣食住すべてが詰めこまれたバックパックを背負って歩くと、どこでも生きていけるという「自由」を感じることができるから。
今回選んだルートは上高地を起点とし、蝶ヶ岳・常念岳・大天井岳・燕岳の山頂を踏んだ後に中房温泉へ下山する行程。
ルートを決めたらあとは家で荷物の準備です。
食料やギア。
それら装備の重さなどを考えながら試行錯誤するこの準備の時間がこれまた楽しい。
床にギアを並べながら吟味します。
ぼくの大好物で高カロリーなバウムクーヘンは、山行中の貴重なエネルギー源。
見た目など構わずギュウギュウに圧縮します。
口に放り込めば味は一緒。
Googleスプレッドシートで自作したギアリストでチェックしながら、ザックに荷物を詰めていきます。
準備は完了!
山の朝は日常に比べてとても早いです。
リズムを体に慣れさせるために出発前日はいつもより早く布団に潜り込みます。
・・・目がギンギン。遠足前の子ども状態。。。