すぎのYAMALOG

山を歩こう、山へ帰ろう

【山道具】1万円台で買えるコスパ抜群なテント

ぼくがテント泊登山の際に使っているテントを紹介します。

そのテントはNaturehikeの「CloudUp1」。

ぼくのモデルは20Dのアップグレードタイプ(以下「20D版」)です。

このテントは、テント泊登山を始めるにはお金がかかるという僕のイメージを壊してくれました。

Naturehikeは2010年に中国で設立されたアウトドアブランドで、2020年に日本での本格展開がスタートしています。

ぼくはこのテントを低地のキャンプ場だけでなく、北アルプスの山々でも使っています。

北アルプス・大天荘テント場にて

このテントには専用グラウンドシートが最初から付属しています。

重さはグラウンドシートも含めテントの総重量は約1.5Kg。

一般的な山岳テント並の重さですが、テントの軽量化が進んでいる昨今では決して軽いテントとは言えません。

ただし驚きなのがその値段。

Amazon楽天市場でも販売されていますが、本記事の投稿日時点でのAmazonの価格は、、なんと12,792円です。

僕はAmazonのタイムセールでさらにお安く11,815円で購入しました。

このテント(20D版)の主なスペックは以下のとおりです。

  • ダブルウォール
  • 半自立式
  • 素材:20Dシリカゲルコーティング
  • 防水レベル:PU4000

北アルプスで見舞われた雨風をきちんと凌いでくれたので、防水性能は間違いありません。

十分な広さの前室で、雨でも調理OK

ただし半自立式テントなのでガイラインをしっかり張り、ペグを打ち付ける必要があります。

また、ダブルウォールなので結露でシュラフが濡れるということもありませんでした。

一方で感じるデメリットとして、室内は一人分の就寝スペースがあるだけの広さなので、狭いと感じる方が多いかもしれません。

CloudUp2という2人用のテントもありますが、重量が約1.7Kgになるのでこの増量をどう捉えるか。

僕は広さよりも軽量性を選択。

側面のスペースに荷物を並べ、足元にザックを置いてました。背が低いことがプラスに働きました。

重量、防水性能に比しこのお値段。一昔前では考えられませんでした。

テント泊登山を続けるか分からないけどとりあえずやってみたいという方や、とにかく費用を抑えてテント泊装備を揃えたいという方には、間違いなく選択肢としておすすめできるアイテムです。